山本建設の歴史は1951年、私の祖父にあたる初代社長山本正好が高知県幡多郡佐賀町(現黒潮町)中の川の地で建設請負業を創業したことに始まります。以来今日に至るまで、一般土木工事、海洋土木工事、大型建築工事等を手掛ける総合建設企業として幡多地域の社会資本整備の一翼を担い、地域と共に共存発展して参りました。

私自身は勿論、創業当初の頃を見ている訳ではありませんが、当社の経営理念である「真心と技術で社会とお付き合い」の精神のもと、先人達が仕事に対し誠実に取り組んで来た日々の積み重ねが、「ヤマケンなら安心して仕事を任せられる」と言って頂ける、今日の当社の信頼を形作ってきたと自負しております。そしてこれからも引き継いで参りたいと思います。

近年、建設業界で急速に波及しているICT建機、測量ドローン等の新技術を当社はいち早く取り入れる事で工事の効率化・省力化にチャレンジしています。一方で、工事は千差万別なので、従来からの知識やノウハウが活躍する場面もあります。良い結果は良いコミュニケーションから生まれると考え、雰囲気・風通しの良い職場づくりに取り組んでいます。

現在、日本社会においては毎年頻発する気象災害の激甚化、人口減少・少子高齢化、新型ウイルスのリスク、大地震等、難しい問題に直面しています。しかし、例えどんなに困難な状況にあっても行き先は未来しかありません。より良い未来に向けて行動し、地域と共に発展する企業づくりに取り組んで参ります。

代表取締役　　山本　浩司