南海トラフなどの津波を伴う大規模災害が起きた際に社員が参集する資機材ヤードに、かまどベンチが出来ました。
そこで先日、かまどベンチを用いた炊き出し訓練を行いました。
朝から炊き出し班数名でかまどに対して小さすぎる鍋と、人数に対しては大きすぎる釜を相手に格闘する事、数時間。
コック長の腕もあり美味しいカレーと豚汁が出来上がりました。
集まった社員と関連会社の皆さんにはブルーシートでテントを張ってもらった後、
災害時に炊き出しを提供するお皿がないという事を想定して新聞紙を使ったカレー皿作りに挑戦してもらいました。
紙のお皿に段ボールを敷いて(強度を出すため)、ビニール袋をかぶせて出来上がりです。
ご飯は期限の近い備蓄品のアルファ米を食べました。初めてアルファ米を食べましたが普通に美味しいのにビックリ。
量が多くて夜までお腹いっぱいでした。
食後はロープワークや土のう作り、ブルーシートを使った目隠しテント作り、ショベルカーのグリスアップ保全講習等を行いました。
今回の炊き出し訓練は安全管理部長と、社内の安全パトロールに参加している女性社員を中心に計画して行いました。
社内の訓練事には一歩引いた立ち位置になりがちな女性社員を中心に計画する事で少し違った視点からの訓練も行う事が出来たと思います。
炊き出し訓練を恒例にして、来るべく災害に備える力を強くしていきたいと思います。